個別エスキース

前です。

先日は、研究室OBがたくさん来てくれました。
音信不通だった人、アルハンブラの写真を忘れていた彼も来てくれました。
(しつこくてすいません)

OBが来てくれるのは、うれしいものなんですよね。
私は学校の先生にだけはなるまいと学生の時に誓った口なのですが。。。


ともあれ、個別エスキースについては、後で追記しますが、
全体の雰囲気として、手が動かなくなりイデオロギーに葛藤している人が散見されます。

イデオロギーを自分の頭考えることは、若い時期に非常に必要ですので、
しっかり考えるのがよいと思います。
一方で、手を動かすことで頭が働きだすこともあるので、
併行して「手を動かす」ことをお奨めします。


<利用する環境技術について再確認する>
話を伺っていると、先日配布した本があまり利用されていない雰囲気があります
せっかくですので、一度ざっとでも通し読みしてみることをお勧めします。


<具体的な建物をイメージする>〜ターゲット建築の設定の勧め
具体的な建物がイメージできていない人が多いようです。
確かに本当によい「本命建築」にいきなり取り掛かってもよいですが、
それはもう少し時間がかかるでしょう。
とりあえず手を動かしてみる上でお奨めなのが、
巷の「環境建築」の具体作をターゲットにして、徹底的に研究してみることです。

ターゲット建築は、それこそ難波先生の「箱の家」や
小泉先生の「アシタノイエ」、今日見てもらう「エネオス 創エネハウス」でも
よいと思います。
具体的に建っている建築なので、イメージを使うのは容易でしょう。

建物の種類はみんな多様なので、それぞれのタイプごとに
環境に配慮している「ように見える」物件を探してみるとよいでしょう。。


5月以降、CFDソフトを各自のPCにインストールして検証を始めます。

その時の対象は、
ブレイクすべき「ターゲット建築」か、
または本当に建てたい「本命建築」か、
いずれでもよいのです。


ともかく、「建築」というより「建物」を具体的に設定するタイミングに来ていると思います。
皆さんがんばっていただいているので、よろしくお願いします。