仮説を立てる+問題を分割する

前です。
ブログ更新が遅くなって申し訳ないです。

下のコメントは、おそらく松本君と思いますが(記入した人は名前もお願いします)、
松本君は本当に一生懸命CFDを何十通りもまわしてがんばっていました。


皆さんも、ぜひこの機会に徹底的に使ってみて、定量的に評価をしてみてほしいと思います。
普通の設計課題では、なんとなく「こうなると思う」的な話で終わってしまい、
実際のフィードバック(手ごたえ)といったものはありません。
しかし、今回はそれがあるわけなので、新しい設計のやり方としてトライしてほしいと思います。


ともあれ、漠然とやっていても面白くないでしょうから、
一つアドバイスをしておきたいと思います。


シミュレーションを行う際には、「仮説」を立ててから行うのが効果的です。


シミュレーションでは、いろいろなパラメータ等をいろいろいじるとゴロゴロ結果が変わります。
そのため、何をやっているのか、往々にして訳が分からなくなります。

そのため、事前にある程度、「こうなるのではないか」とか仮説を立てて取り組むと


あと、CFDに限らずシミュレーションで全体を丸々解くというのも限界があります。
なれないシミュレーションでただでさえ大変なのに、
対象まで大きければ、これは轟沈するリスクが跳ね上がります。


大きな問題に取り組む際は、問題を細かく分割するのが効果的です。
分けて考えるから「分析」なのです。

手計算で相当行けてしまう部分もたくさんあります。
大きな問題をいくつかに分割し、簡単に済ませるところはすませて、
CFDのインパクトが一番大きいところに努力を集中させる、
これも勝つための戦略のうちです。